ビジネスモデル研究 〜無料フリー戦略 のエコモデルとは〜

こんばんは!
今日は無料にてサービスを提供して収益を挙げているビジネスモデルの研究をしようと思います。これを調べようと思い至った理由についてはまた改めて記事にできればと思うのですが、うちの会社のサービス開発はとにかく投資に対して厳しい、かつ自前主義。ベンチャーから中小企業になってきて、人材もそれなりに抱えている分、大きな投資にとても慎重。そんななか、社内で通る企画の重要な観点で「単価」というハードルがある。サービスの単価をいくら顧客から取れるのか、市場はどれくらいになるのか。。。
これはもう、当たり前の議論だと思うのですが対面する顧客からキャッシュを貰う以外のProfitの得方もあると日々勉強しながら感じており、一度自分の勉強のまとめのためにも、記事にしようと考えました。
参考にするのはブログ末に参考として載せているいくつかの書籍と、最近セミナーなんかでいろんな会社さんの事例を伺うので、そのあたりを参考にしながらまとめていきたいと思います。
フリーミアムのモデルは無数で100以上あるらしいのですが、すべてまとめると煩雑になってしまうので、大別と事例に分けます。

1. 内部相互補助モデル 〜携帯は無料、通話は有料〜

これは、分かりやすいのは昔の携帯電話のモデルです。今は規制がかかっているので、端末0円はだいぶ見なくなりましたが、言い換えると「損して得取れ」モデル。コンサートのドリンク無料・観戦有料とか、無料のおまけがついた商品とか、無料の購買期間を設けるとか、○円以上は送料無料とか。

無料という価値をhookに、その前後の有料コンテンツにて利益回収するモデルです。

2. 三者間市場 〜一般消費者がコンテンツやデータを使うのは無料、API連携は有料〜

テレビやラジオ、Facebookなどのコンテンツの利用は無料でも広告やスポンサーからの出資を運転資金に運営されているサービスが代表的です。個人的にはこのタイプが今まさに注目されていて「エコモデル」をいかに意識して利益回収モデルを作れるかがポイントだと思っております。なので、ちょっと以下に具体例は列挙していきます。

・コンテンツは無料、視聴者へのアクセスは有料(広告モデル)

・クレジットカード発行は無料、商店からの決済手数料取得

・学術論文は閲覧無料、投稿は有料

・PDF閲覧ソフトは無料、作成ソフトは有料

・女性は入場無料、男性は有料

・旅行サービスは無料、レンタカー会社やホテルからのキックバックは有料

・人材紹介 人材への求人紹介は無料、紹介時の手数料は有料

・コンテンツは無料、顧客情報を売る

GoogleのAdsももちろんこのモデル。様々な使いやすいアプリを次々にリリースして市場を席巻し広告収入を得てます。ただGoogleのように、気づかないうちに個人情報が取られていることへの警戒は消費者側も強くなっていてFacebookがWhat’s upを買収したときに、ドイツのユーザーが1/3になったという記事もあります。個人的に、日本人はその辺のリスク意識が低いかなと、自分も含めて思います。LINEのセキュリティについて散々取り沙汰もされていますが、未だにビジネスユースで使っている人たちもいますし、あとは若い人は逆に自分の好みを把握し広告されることを好んでいる層も結構いるなと感じます。(私も20代後半ですが、それよりニューエイジの方々ですね。)レコメンド広告されてOKな内容と、されたくない内容をブラウザー設定切り替えて利用したり。また、応用として得られた情報をライセンシングするビジネスモデルもある。ありそうな話でいうと、ヘルスケアビジネス。個人のパーソナルな情報へのアクセス、2次利用を然るべき場所に許諾しライセンス料を貰う、知財のビジネスモデルです。ライセンス料の単価は様々なのでどのくらいの利益になるのか計算がしにくいですがIBMがとても有名で、IBMは同社内で利用できない先進技術を生み出した際にその一部を外部にライセンスしています。その収益は11億米ドル、その大前提が強力な特許なので、IBMは特許戦略に力を入れているのです。

3. フリーミアム 〜一部のサービスは無料、拡張サービスは有料〜

これは「Free」と「Premium」の組み合わせによる造語なのですが、言葉のとおり無償を基本としたサービスと追加機能として有償にて利用可能になるサービス体系部分を持ったモデルです。有名どころで言うと、SpotifyやDropbox、Evernoteとかですね。

これはネット上にたくさん記事が落ちているのと、今個人の企画上、あまり取り急ぎ必要な知識じゃないと判断し、敢えてたくさんはまとめません。笑

意外と、企画職であっても世の中にあるビジネスモデルをきちんと網羅的に理解しているか、といわれるとそうでもない方が多いのではないでしょうか。また、他業種からのヒントを得ることが先日の記事でも書いた知の探索と知の深化 イノベーティブなサービス開発に必要なことでも触れたとおり大事だと思います。

ちなみに、以下の本を参考にこの記事書きました。もう、フリーは有名すぎるかもしれませんが、ビジネスモデルナビゲーターは超絶良書でした。55のビジネスモデル体系を紹介してくれていますが、ベストセラーになった「ビジネスモデル全史」より、構造が辞書的なのでかなり使いやすく拾い読みもしやすかったです。きちんと時間とって今度よみます。

参考 ビジネスモデルナビゲーター

参考 FREE フリー 〈無料〉からお金を生み出す新戦略

今日も良き日!

ではどろん。

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