先日の深夜に力尽きてデザインについて学んだことあまりかけなかったので
今日こそは書きます。きちんと。
書こうと思ったのは田子學さんの以下書籍を読んだのと
参加しているプログラムにてワークショップを受けたためです。
デザインという領域の中でも、特にデザインマネジメントという考え方について
つらつらと書いていきます。


■書籍:デザインマネジメント    
慶応大学大学院特任教授/エムテド代表 田子學/田子裕子/橋口寛 共著

1. デザインマネジメントとは

前述著書には以下のように定義されています。

一気通貫のデザインプロジェクトを戦略的にマネジメントすること

この言葉を聞いた後にGoodpatchの以下のリリース記事を見てすごくしっくりきたのですが、そもそも「デザイナー」と一口に言っても、経営において求められる役割が違うということ

引用:Goodpatch 『 Re designer』発表記事より

redesigner_image_01.jpeg


※この図の前提はデジタル領域のデザイナー(空間とか、メーカーの方たちの文脈だとまた違う)です。

これはとても示唆に富んだ図であるなと思います。階層とプロセスに意味があり、いわゆる制作会社、デザイン会社にいるデザイナーの方の多くはユーザーとのインタラクション、企画・設計辺りの「手を動かす仕事」に従事しているケースが多い。デザインマネジメントは正に「一気通貫」という言葉に意図がある通り、より経営戦略等の上流工程に位置づけられている役割でハンズオンからハンズオフまで全ての工程を管理する手法のことのようです。うーん、かなり腹落ち。

2. デザインが必要な理由

まず、そもそもなぜこんなに「デザイン マンセー!」と日本で叫ばれているのでしょうか。この問に対する回答は、前回紹介しました知の探索と知の深化 イノベーティブなサービス開発に必要なことにあるように、日本の企業にはイノベーションが必要だから、です。イノベーションを創出するための方法としての「デザイン」に対しての期待が大きく寄せられているのが今の日本であるように思います。


(よく考えたら、デザインについての記事書いてない!(っ・ω・)っ笑 今度書きます。)

3. どうやってデザインを経営・事業創出に活かせば良いのか
①プロトタイプ完成まで

このフェーズではプロセス的には以下をたどると言われています。

 1.共感 (Empathize)

 2.問題提起(Define)

 3.発想(Ideation)

 4.プロトタイプ(Protptype)

まず、1の共感について「ユーザーのことを知らずしてユーザーの課題を解決することはできない」ということですね。また、企業の新規事業をするケースにおいて話をすると、チーム内の共感も非常に重要であるように思います。私もチームで事業を作るということを実践したことがありますが、皆で成し遂げたい価値を共有すること、一人ひとりがその価値を信じることこそ必要だと思います。その共感の強さが、後からやってくる困難を、乗り越えるべき「課題」と認識するのを可能にします。具体的に使う手法としてはエスノグラフィーといった手法でユーザーへのインタビューを実施します。マジック5という言葉もあるらしく、インタビューする人は5人位で良いとよく言われます。また、インタビューは複数人にて行うほうが理想でユーザーに対して質問する人、観察する人、メモを取る人と役割を分けられるとベストです。そして、ここで重要なことは顧客の声に振り回されすぎないことです。車を見たことがない人たちはそれが良いか悪いかは判断ができないものです。また、ユーザーはEXTREMEユーザーかそうでないかで感じ方も違うものです。

ジョブズ名言

そして、2つ目の問題提起にて、ユーザーのインサイトをPOV(Point Of View)を探ります。インサイトは顧客自身が気付いていないことであり、それを探ることが非常に重要。そのためにKJ法、カスタマージャーニーマップ、リーンキャンバス等の手法を使います。個人的にはリーンキャンバスを使うのはとてもおすすめで矛盾や次に確かめなければならない課題に気づくことを可能にします。よくベンチャーでは課題の抽出に注力したほうが生き残ると言われます。如何にして、自分たちしかわからないsweetな課題を知っているか、が鍵です。

3つ目のIdeationにて「How might we ~?:どうすれば私達は〜できそうか。」という問を使い、ソリューションを考えます。ここはとても重要なことですが、ユーザーのProblemとSolutionが本当に合っているか検証をしていきます。この時が正に、大人の事情は忘れて、チームでの自由な発想とCreativityを発揮するタイミングです。

そしてそれらの検討を元に4つめのプロトタイプ作成の段階に入ります。MVP(Minimum Valuable Product)を作成、更に顧客の声を聞き、本当に自分たちが作ろうとしているプロダクトが顧客の課題を解決しバリューを発揮できそうかを再度検証しにいきます。

ジョブズ名言

ジョブズさんの名言再び。

3. どうやってデザインを経営・事業創出に活かせば良いのか
②顧客とのコミュニケーション戦略

ここに来て、ものが作れたら「はい、終わり」ではだめです。ここまでこだわったものづくりが、きちんとコンセプトを維持して顧客に伝わるか、が必要になってきます。

ここでの重要なことは1つで 絶対にプロダクトをつくった人たちでやりきること です。

実質やることは展示会や冊子づくり、店頭販売におけるチャネル戦略、Webマーケティングかもしれません。それらを一貫してコンセプトにこだわり、届けることなのです。

3. どうやってデザインを経営・事業創出に活かせば良いのか
③持続させるための戦略

デザインドリブンでのプロダクト開発で重要なことは最後に経営上重要な数字に紐付けることです。これは間違いないと思っていて、「デザイン」が一種のムーブメントで終わってしまうようなケースが散見されるのは、数字への意識不足によるところも多いように感じます。もちろん、新しいことへの挑戦はほとんどが失敗に終わるケースが多い、多いので本当にこの経営数字上への影響を示すことはとても難しくはあるのですがNPSでも広告換算値でももちろん売上でも数字を示さなければ次につながらず、企業はさらなる知の探索に踏み出すことができなくなります。この問題に対しては最近出た『ファイナンス思考』に一定の解があるように思います。

長々と書き連ねましたが、よく考えたら各章1つで1記事できそう笑 

このへんで!どろん

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